このページで解説している内容は、以下の YouTube 動画の解説で見ることができます。

Docker公式ドキュメント

Docker Hub上にある公式リファレンスについて解説します。

 Docker公式リファレンスは、Dockerの公式ドキュメントであり、Dockerの機能や操作方法に関する包括的な情報を提供しています。このリファレンスには、Dockerの基本的な概念から高度なトピックまで、さまざまな情報が含まれています。

主な内容としては、以下の情報が提供されています。

・Dockerコマンド

 Dockerコマンドを使用して、コンテナの作成、実行、停止、削除などの操作を行う方法が詳細に説明されています。また、ネットワークの管理、イメージの操作、データの管理などに関するコマンドも解説されています。

・Dockerfile

 Dockerfileは、Dockerイメージを構築するためのテキストファイルです。Dockerfileには、イメージのベースとなるベースイメージの指定や、パッケージのインストール、環境変数の設定など、イメージの構築手順が記述されます。Docker公式リファレンスでは、Dockerfileの構文や命令、ベストプラクティスなどが詳細に解説されています。

・Docker Compose

 Dockerコンポーズは、複数のコンテナを定義し、それらを一括で管理するためのツールです。Docker公式リファレンスでは、Dockerコンポーズの使用方法や構文、設定ファイルの記述方法などが解説されています。

 Docker公式リファレンスは、Dockerの利用者が効率的に作業を行うための重要なリソースです。Dockerの基本的な操作から高度なトピックまで、幅広い情報が提供されていますが、さらに詳細な情報が必要な場合は、Docker公式ドキュメントを参照することをお勧めします。

Docker公式ドキュメント

Docker公式ドキュメントは、以下のURLのサイト上にあります。

URL:https://docs.docker.com/

 「Guides」タブには、Docker全体に関することやチュートリアル、「Manuals」タブには、Dockerの個々の機能のマニュアルが、「Referrence」タブには、Dockerコマンド、Dockerfileに関すること、Docker Composeコマンドに関する情報などが記載されています。

Dockerコマンド

「Reference」をクリックします。

・①「CLI reference」を展開します。
・②「docker build」をクリックします。

「docker image build」コマンドのリファレンスが表示されます。

もちろん、英語です。

ホームページ上で、マウスを右クリックするとポップアップメニューが表示されます。

・「日本語に翻訳」を選択します。

翻訳しないでよいところまで翻訳されてしまいますが、なかなかの精度で翻訳されます。

コマンドの使い方やオプションの指定方法を調べたいときには、便利ではないでしょうか。

Dockerドキュメント日本語化プロジェクト

 Docker公式ドキュメントは英語ですが、有志により日本語ドキュメントも公開されています。こちらのサイトも利用するとよいでしょう。

URL:https://docs.docker.jp/

 翻訳作業にタイムラグがあるため、Docker公式ドキュメントと全く同じ内容であるとは言えませんが、公式ドキュメントを自動翻訳したものと比べても、こちらのサイトの日本語訳の方が精度が高いです。